カーリースなら消耗品も心配無用!点検・メンテナンス付きのお得なカーリースを紹介
カーリースのリース料金には消耗品も含まれる?
一般的なカーリースのリース料金に含まれているのは「車両本体価格」のほか、リース期間中の「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険料」といった維持費です。
日々必要になる「ガソリン代」や「駐車場代」はもちろん、消耗品の点検や交換といった「メンテナンス代」は含まれていません(ただし後述のようにオプションとして付けられるプランはあります)。
なお、新車1カ月点検や新車6カ月点検など、カーリース会社ではなく自動車メーカーが実施している、新車の無料点検があります。
その場合、無料になる範囲はメーカーによって異なりますが、カーリースした車でもこの無料点検が受けられますので、メーカーに問い合わせておくと良いでしょう。
ただ、メーカーの無料点検だけでは、消耗品の交換といったメンテナンスが十分とは言えません。やはり、毎日運転するドライバーが消耗品に関する知識を身につけておくことが大切です。
車には無数の消耗品や部品が使われていますが、その中でも特に押さえておきたい主要な消耗品と交換の目安を見ていきましょう。
カーリースするなら押さえておきたい!主要な消耗品と交換の目安
以下はごく一部ですが、カーリースするなら最低限、押さえておきたい消耗品と交換の目安をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
エンジンオイル/オイルエレメント(オイルフィルター)
エンジンオイルは車の血液と呼ばれる重要な消耗品です。エンジン内に発生する汚れを洗浄する役割を果たします。古くなるとドロドロになり、最悪、エンジンが焼き付いてしまいます。
オイルエレメントは、そのエンジンオイルに混じっている不純物をフィルタリングし、エンジンを潤滑に動かすための役割を果たします。
エンジンオイルは5,000kmまたは6カ月を目安に、オイルエレメントはエンジンオイル交換2回に1回を目安に交換しましょう。
バッテリー
寿命が分かりにくい消耗品のひとつがバッテリーです。「あれ?弱くなってきた?」と思っていたらあっという間に上がってしまい、エンジンがかからなくなってしまうこともあります。
近年では高品質のバッテリーも増えていますので、新車から3年、それ以降は2年といったように車検のタイミングを目安に交換しましょう。
ブレーキオイル
ブレーキオイルも重要な消耗品です。減ったり劣化したりすると、ブレーキの利きが悪くなってきます。
特に怖いのは、山道などブレーキを多用する場面です。繰り返すブレーキングによる加熱で、ブレーキが利かなくなってしまうこともあります。
安全走行のためにも、2年に1回は交換しましょう。
タイヤ
タイヤも、交換のタイミングが分かりにくい消耗品と言えます。日々、ごく僅かずつすり減っていきますので、劣化を実感しにくいためです。「おかしいな」と感じる頃には、かなり磨耗している可能性が高いです。
タイヤ側面の「▲(メーカーによりデザインは異なります)」マークの延長線上にある溝には「スリップサイン」と呼ばれる凸があります。このスリップサインが周りの溝と同程度の高さになっていたら、即交換のタイミングです。
注意したいのは「スリップサインが見えていないから大丈夫だと思っていたら、タイヤの内側が片減りしており、ツルツルになっていた」というパターンです。タイヤは必ずしも全面が均等にすり減るわけではありません。ハンドルを切った状態で溝をチェックすると、内側の磨耗具合もチェックできますので、ぜひ試してみましょう。
「3万km走行ごと」「溝が減っていると感じたら」「ブレーキが利きにくくなったと感じたら」「スリップサインが見えたら」「ヒビなど劣化を発見したら」など、交換の目安はさまざまです。
なお、交換の目安はあくまで一般例です。日々の点検や運転中などに少しでも異常を感じたら、迷わず点検を受けましょう。
カーリースした車の消耗品、どこで点検すればいい?
カーリースを利用する方が、必ずしも車に詳しいわけではありませんよね。
自分でメンテナンスできる知識や技術を持っている方もいれば、メカニックに詳しくないという方、消耗品の点検といっても、そもそもどこを、どう見たら良いのか分からないという方もいます。
そこで、消耗品の点検はどこで受けられるのかをまとめました。
メーカー
新車点検を無料で実施しています。メーカーによって内容が異なるため、まずはメーカーに問い合わせて確認しましょう。
ガソリンスタンド
給油中などにエンジンルームやタイヤを点検してくれるガソリンスタンドも多いです。行きつけのガソリンスタンドがある場合は、定期的に点検を受けても良いでしょう。
カー用品店
エンジンオイルやタイヤ、バッテリーといった消耗品、車内のアクセサリーなどを販売しているカー用品店でも、点検が受けられます。
整備工場
近所に個人経営の自動車整備工場があれば、カーリースを契約したタイミングで行きつけになっておいても良いでしょう。
このように、消耗品の点検やメンテナンスが受けられる場所はいくつもあります。メカニックに詳しくない方、自分の点検に自信がない方は、プロに依頼しましょう。そのとき、可能であれば「何がどこにあるのか」「どんな点をチェックすれば良いか」などを確認しておくと、自分の知識として蓄えられるので、一石二鳥です。
消耗品の点検や交換などメンテナンス付きで安心!お得なカーリースを紹介
一般的なカーリースでは、消耗品の交換といったメンテナンス代は、リース料金とは別に「その都度」かかるのが基本です。
でも、そうなると毎月の出費が安定しませんよね。特にタイヤやバッテリーなど、値段が高い消耗品の交換となれば、一時的とはいえ予想外の出費に悩まされるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、消耗品の点検や交換などメンテナンス付きのプランを用意しているカーリースです。
カーリース契約と同時にメンテナンスパックのオプションを選択しておけば、毎月のリース料金と一緒に支払うことができますので、出費が不安定になることはありません。タイヤやバッテリーの交換でまとまったお金を用意しなくても大丈夫です。
コスモスマートビークル
シルバーパックには、法定点検や定期点検のほか、エンジンオイル交換も含まれています。バッテリーやタイヤなどの交換は「その都度、検討したい」という方に向いています。
一方、ゴールドパックには、それらに加えてタイヤ、ブレーキパッド、バッテリー、ワイパーゴム、エアコンフィルターといった消耗品の交換が含まれています。
全体的なメンテナンスをお任せしたい方にはこちらが向いています。
カーコンカーリースもろコミ
メンテナンスパックがあります。内容はタイヤ4本セット、バッテリー、エンジンオイル、オイルエレメント、オートマチックオイル、ブレーキオイル、ブレーキパッド、Vベルト、LLC、点火プラグ、ワイパーゴムと、つい交換を忘れてしまいがちな消耗品まで幅広く含まれています。
全国にあるカーコン店舗でプロのメンテナンスが受けられるので、車に詳しくない方にもおすすめです。
※「カーコンカーリースもろコミ」のメンテナンスパックは、軽自動車のみの適用となります。
カーリースに限らず、消耗品の点検・交換は安全で快適なカーライフに欠かせないポイントです。車に詳しくない方でも安心して任せられる、メンテナンス付きのお得なカーリースを検討してみてはいかがでしょうか?
関連する記事

カーリース期間中のスタッドレスタイヤのサービスは?タイヤ交換はしてもらえるの?
車両を維持するためのさまざまな費用が月額料金に含まれ、自分で新車購入するよりもお得に利用できる個人向けカーリースへの注目が高まっています。数多くあるカーリースプランの中で、メンテナンス費用込みのカーリースプランにはどんなサービスが含まれるのかが気になるところです。 決して安くはない夏タイヤとスタッドレスタイヤの交換は、家計に大きく影響する費用ですので、カーリース会社負担か利用者負担かはカーリース利用の前に知っておきたいものです。カーリース期間中の車両のタイヤ交換、特にスタッドレスタイヤへの交換について紹介します。

タントの全グレードを比較!グレード選びが重要な理由とは?
タントといえば大人気、ダイハツの軽トールワゴン・軽スーパーハイトワゴンですね。2007年の発売以来、時代とともに進化を遂げてきたタントですが、今回は現行4代目タントのグレードを徹底比較します。タントカスタムのグレードも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

スペーシアカスタムはカーリースで乗ろう!頭金なし&定額の魅力や各社の料金を比較
軽自動車の中でもひときわ精悍な顔立ちのスペーシアカスタム。ローンにするかカーリースにするか、迷っていませんか?この記事では、カーリースの魅力や注意点をローンとの違いを交えながら解説するとともに、カーリース各社のスペーシアカスタムの料金を比較しています。ぜひ参考にしてください。

ユーザー車検はどのように行えばいい?陸運局への予約方法や必要書類を解説!
車検費用をなるべく安く抑えたいと考えている方は多いと思いますが、そのための一番の方法はユーザー車検です。そこで今回は、ユーザー車検の方法について徹底解説します!

車検の時にいるものって何?忘れやすいものをチェックしておこう!
車検の手続きにいるものは何でしょうか?車検時にいるものは、車検を店舗に依頼する場合と、ユーザー車検をする場合で異なります。また、普通自動車か軽自動車かでも違ってきます。車検をスムーズに受けるために、それぞれで必要になるものを確認しておきましょう。

不慮の災害でカーリースした車が被害に遭った場合はどうなる?
近年は異常気象により豪雨などの災害が増えています。また、日本は地震が頻繁に起こる国でもあります。では、不慮の災害によってカーリースで利用している車が被害に遭ってしまったらどうなるのでしょうか?