カーリースの任意保険はどうしたらいいの?
車に乗るなら専用保険有のもろコミへ!万が一も全額保証
税金などコミコミ料金のカーリース。保険付きプランなら保険料も月々の料金に組み込めることも!乗りたい車を選んでから、安心・安全のカーライフを送れるカーリースプランを組みましょう。
そもそも任意保険って?
万が一に備えて準備しておくべき車の保険は2種類あります。それが「自賠責保険」と「任意保険」です。
他人をケガさせたり死亡させたりした場合の対人賠償を補償してくれる自賠責保険は強制保険ですので必ず加入しなければなりません。それに対して任意保険はその名前の通り、加入するかどうかは利用者次第となります。
カーリースは、月額料金に車検や保険料など固定費が含まれていることが多いですが、この「保険料」とは加入が義務付けられている自賠責保険を指していることがほとんどです。カーリース契約に自動で気に付与されるものではないため、カーリースを契約するときには任意保険をどうするか考える必要があります。
自賠責保険が補償するのは対人賠償のみですし、損害の種類ごとに設定されている補償限度額はあまり高くはありません。自賠責保険のみですと万一の事故に備えるという点で不十分です。そこで任意保険が必要になります。自賠責保険では補償されない部分をカバーするために任意保険に加入するのです。
任意保険の補償内容は具体的にどうなっているのでしょうか?補償内容には大きく分けて「賠償責任保険」「傷害保険」「車両保険」の3つの分類があります。
1「賠償責任保険」
相手の人や物に対する保険です。交通事故で相手の人をケガさせたり死亡させたりしまった場合や、車を壊してしまった場合に保険金が支払われます。なお、「賠償責任保険」の中には「対人賠償保険」と「対物賠償保険」があります。
2「損害保険」
自分や同乗者に対する保険です。交通事故によって自分や同乗者がケガしたり死亡してしまったりした場合に保険金が支払われます。「損害保険」の中には「人身傷害補償保険」「搭乗者傷害保険」「無保険車傷害保険」「自損事故保険」があります。
3「車両保険」
自分自身の車に対する保険です。交通事故で車を破損させてしまった場合に修理費用等が支払われます。
自動車保険会社は以上の保険を組み合わせたパッケージ商品を任意保険として発売しています。特約によって、補償内容を手厚くしたり補償範囲を狭めることによって保険料を安くしたりできます。
強制保険だけでは不十分?自賠責保険の補償内容
強制保険とも呼ばれ加入が義務付けられている自賠責保険が制定されたのは1955年のことです。1950年代にマイカーブームがやってきて、それに伴う交通事故が急増したのがきっかけです。事故の被害者を保護することを目的とし、1956年に自賠責保険の加入が義務付けられました。
被害者を保護することが目的の保険なので、自賠責保険が補償するのは対人のみです。運転者が誰であっても被害者を守るために支給される仕組みになっています。
自賠責保険の補償額は、死亡の場合が被害者1名につき最高3,000万円、傷害の場合は被害者1名につき最高120万円、後遺障害の補償として常に介護を要するものは最高4,000万円、随時介護を要するものは最高3,000万円となっています。
3,000万円とか120万円という数字だけを見ると、十分な補償額であるかのように感じるかもしれません。しかしこの補償額だけでは全然足りないというケースもあるため、自賠責保険だけでは不十分だと言われています。
例えば死亡事故を起こしたとして、被害者が高額所得者だとすると、賠償金が何億円という高額になることがあります。実際に2011年には眼科開業医が被害者となった死亡事故で5億円以上の賠償金が請求されたというケースもあります。同年に21歳の大学生が被害者となった事故では4億円近い賠償金額が請求されています。
死亡事故の3,000万円以外は加害者が払わなければならなくなるので、億単位の賠償金額が発生すると全く足りていないどころでなく、とんでもない金額を自己負担で払い続けなければならなくなります。
対人補償しかない自賠責保険の場合は、物損事故の時に高額請求に悩まされることがあります。そもそも事故には物損が伴うことがほとんどですから、それらを実費で払わなければならなくなります。
バンパーの交換程度でも数十万円しますが、建物に突っ込んでしまったり電車に衝突したりするなどの事故を起こすと、億単位の高額請求が届くことになります。1996年に起こった、パチンコ店に突っ込んでしまった物損事故では1億円以上が総損害額として認定されました。
もちろん事故を起こそうと思って運転する人はいませんが、万が一の事故に備えておくことは非常に大切なことです。強制保険である自賠責保険の補償内容だけでは全く足りないケースをいくつか見るだけでも、任意保険に加入することがすすめられている理由がよくわかるでしょう。
カーリースでも利用できる任意保険は?保険料と補償内容の例
カーリースでも利用できる任意保険
自動車保険ランキングの上位に位置する保険会社の中にも、カーリースに対応している保険会社がいくつかあります。ここではカーリースでも利用できる任意保険と、保険料金や補償内容が分かる見積もり例を紹介します。
1.ソニー損害保険
「オリコン顧客満足度ランキング2020年」で堂々の第1位に輝いたのがソニー損害保険です。ダイレクト自動車保険17年連続売上ナンバー1の実績も誇ります。走行距離に応じて保険料が算出されるので、走る距離が少なければそれだけ保険料が安くなる仕組みになっています。
保険料が安くても補償内容はしっかりとしていて、1つの事故に対して1人の専任担当者とサポートチームが付いてくれます。事故の際の相手との交渉(示談交渉)も任せることができるので安心ですさらに、バッテリー上がりやガス欠などに対応する充実したロードサービスが付いてくるのも魅力ですよ。
ソニー損害保険はカーリース利用者であっても、ディーラーローンなどと同様に車検証の使用者が契約者であれば問題なく契約することができます。
2.SBI損害保険
SBI損害保険もソニー損害保険と同様にダイレクト自動車保険なので、代理店を間に挟むことがなく安い保険料で十分な補償内容を提供することができています。「価格.com自動車保険満足度ランキング2019年」で第1位の評価を得ていて、10年連続でその座を保っています。
契約中の任意保険がある場合は、保険証券をスマホで撮って簡単な質問に答えるだけで保険料の見積もりを出す「カシャッピ」というサービスもあります。最短15秒でスピード見積もりができ、保険料の比較が簡単なのがうれしいですね。
SBI損害保険もカーリース利用者であっても契約することができる自動車保険です。
3.アクサダイレクト
アクサダイレクトもインターネットや電話で簡単に見積もりや加入ができるダイレクト型の自動車保険です。インターネット割引が最大20,000円と業界最高水準なのが特徴です。他社からの切り替えで平均節約額が18,064円だとも謳っています。
チームアクサによるスピーディーな事故対応と、全国に10,300か所の拠点を持つプレミアムロードサービスが付いてくるのが魅力でもあります。
車検上の車の所有者がリース会社の場合でも、1年以上のリース契約であれば使用者欄に記載されている人が所有者とみなされ、契約することが可能です。
任意保険料と補償内容例
アクサダイレクトの公式サイトで簡単に見積もりを出すことができるので、任意保険の保険料と補償内容を例として紹介します。
プラン1
保険料 66,600円/年
契約条件
・運転者限定特約 主な運転者本人と配偶者に限定
・運転者年齢条件特約 30歳以上保障
・免許の色 ブルー
・用途 通勤や通学
・対象車 日産ノート
・インターネット割引適用
補償内容
・対人賠償保険 無制限
・対物賠償保険 無制限
・対物全損時修理差額費用保障特約 50万円
・人身傷害補償特約 5,000万円(搭乗中のみ補償あり)
・自損事故保険 人身傷害補償特約で補償
・無保険車傷害保険 2億円
・一般車両保険 55万円
プラン2
保険料 78,050円/年
プラン1の補償内容にプラスされる項目
・搭乗者傷害保険 1,000万円
・地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約
プラン3
保険料 84,230円/年
プラン2の補償内容にプラスされる項目
・人身傷害補償特約 無制限(搭乗中のみ補償あり)
・弁護士費用等補償特約
カーリースでも任意保険が必要な理由
1.自賠責保険だけでは不十分だから
自賠責保険は強制保険なので加入が義務付けられていますが、カーリースの場合はプランの中にすでに自賠責保険料が含まれていることがあります。しかし自賠責保険は事故の被害者だけを救済することが目的なので、補償内容が不十分だと考えることができます。
対人事故や対物事故を起こしてしまうと億単位の損害賠償額が発生することがあります。自賠責保険の限度額では足りずに差額が自己負担になるとたいへんです。万一の事故に備えて、対人賠償保険と対物賠償保険の補償内容は無制限にしておくことをおすすめします。
2.カーリースした車の修理費用をカバーするため
カーリースした車はリース会社から借りているため、契約が満了すると返却することになります。返却する時に車に傷がついていたり故障していたりすると、それらを修理しなければなりませんが、費用を負担するのは借主ということになります。
原状回復が難しくなるような改造をすることはないでしょうが、長期契約によって何年も車を運転していると、事故による傷や故障を完全に避けることは難しいでしょう。壁にぶつけてバンパーを凹ましてしまっただけでも数万円の修理がかかりますし、故障の場合は個所にもよりますが数十万円かかる場合があります。
契約満了時に車を原状回復させた状態で返却する際に、任意保険に加入していれば修理費がカバーされるので安心です。
3.全損事故に備えて
契約期間中に全損事故などによって車が走行不能になると、リース契約は強制終了になります。途中解約金と事故による査定額の減少により多額の支払いが必要になることがありますが、任意保険に入っていればプランによっては解約金の一部がカバーされることがあります。
任意保険には賠償責任保険と損害保険、車両保険がありますが、保険料を安く済ませようとして賠償責任保険と損害保険だけに加入していると、交通事故で損傷した自分の車の修理代はカバーされませんので注意が必要です。車両保険には入っておく必要があります。
また、通常の車両保険だと全損事故の際の違約金はカバーされないということもあります。カーリースの場合は特殊なので、全損時の違約金がカバーされるかどうかを確認する必要があります。カーリース専用の保険だと、全損時の補償も付いているので安心です。
4.無事故の保証は誰にもない!
「ゴールド免許を持っている」「普段から安全運転を心がけている」などと運転にある程度の自信があるかもしれませんが、事故を絶対に起こさないという保証は誰にもありません。自分が気を付けて運転していても、他のドライバーの不注意が原因で事故に巻き込まれてしまうこともあるからです。
カーリースの場合は、契約満了時に返却することを考えて丁寧に運転するドライバーが多い傾向にあります。しかし長期間にわたって利用していると、防ぎきれない事故に遭ってしまうこともあります。万が一のために任意保険に加入しておくことはとても大切です。
5.事故時のサポートが受けられる
万が一事故を起こしてしまうと、警察や救急への連絡、相手との示談交渉などのさまざまな事後処理を行わなければいけません。こういった事故の処理はカーリースの車だからといってカーリース会社が行なうのではなく、すべて自分でする必要があります。
しかし任意保険に加入していると、保険会社が適切な事故対応をサポートしてくれます。ただでさえパニックになる事故の際に、事故処理の手続きを代わりに行なってもらえるというのは心身ともに負担の軽減になるでしょう。必要に応じてプランや特約を選べば、不安な面をサポートしてもらえるよう補償内容を充実させられるというのも任意保険加入のメリットです。
任意保険を選ぶときのポイント
任意保険を選ぶときには補償内容をよく確認するようにしましょう。例えば事故の大きさによっては賠償額が思いもよらないほど高額になることがあるため、対人・対物賠償責任保険は、無制限のプランを選択する方が安心です。
またカーリースであれば、車の自損事故や盗難など車両保険を充実させておくことは欠かせません。事故時の弁護士費用を補償する弁護士費用特約や相手の車に対して時価額を超える修理費などが発生したときに補償してくれる対物超過特約など特約をつけて、不安な部分の補償を厚くするといいでしょう。
こういった特約や充実した補償内容だと保険料も上がりますが、運転者限定特約を利用すると保険料を抑えることができます。カーリースだと運転者が限られているため、本人限定、夫婦限定、年齢条件で限定など利用状況に合わせて設定が可能です。
他にもゴールド免許割引や先進安全自動車を対象としたASV割引など、ちょっとした工夫で保険料をお得にできます。保険料をお得にしたいのであれば、補償内容を削るのではなく、こういった部分で保険料を抑えるようにしましょう。
カーリースの任意保険はどうする?
カーリースの場合、業者や契約の種類にもよりますが、ほとんどの場合リース料金には自賠責保険料が含まれています。そのため利用者が自分で自賠責保険に加入する必要はありません。その一方、任意保険料はカーリースの料金に含まれていない場合もあります。その場合は利用者が加入しなければなりません。
特にカーリースの場合は車の所有者はあくまでもリース会社です。他人の車を利用するわけですから、傷つけたり故障させたりしてしまった場合は絶対に修理しなければなりません。ですからカーリースでは任意保険で「車両保険」を付けておくのがとても重要になります。
ただ、通常の任意保険ですと、カーリースでは実はカバーし切れない部分があります。
例えば、大きな事故で車両が全損になり、廃車にせざるを得なくなってしまったとします。リース車を継続して利用するのが不可能になるため、カーリースの契約は強制的に解約となります。その場合「残りの契約期間のリース料金」と「契約終了時の予想残存価格」と「解約手数料」を支払う必要があります。
「残りの契約期間のリース料金」と「契約終了時の予想残存価格」の部分は、通常の任意保険の「車両保険」で大抵はカバーできるのですが、カーリース特有の「解約手数料」は任意保険では補償されない場合があります。つまり、自分で負担しなければならないのです。
そこで、カーリース契約をする場合には、一般の任意保険ではなくカーリース専用の任意保険に入るのがお勧めです。カーリース専用の任意保険であれば「解約手数料」もカバーしてもらえるからです。
カーリース専用の保険には他にもメリットがあります。通常の任意保険は1年ごとに更新しますが、カーリース専用保険の場合は、長期の保険契約となっており、リース期間中の更新手続きが不要です。
また、事故が起きた場合に通常の任意保険ですと、等級ダウンに伴い保険料が次の年から上がります。しかし、カーリース専用の任意保険であれば、事故が起きてもリース期間中は等級がダウンすることなく保険料も変わりません。
このようにカーリースで車を利用する場合にたくさんのメリットがあるカーリース専用の任意保険は、いったいどうやって探したらいいでしょうか?
多くの場合、カーリース業者は自動車保険会社と提携していますので、カーリース業者に問い合わせてみれば見つけることができるでしょう。カーリース業者が提携している保険会社の任意保険を利用すれば、カーリース料金に任意保険料を組み込むことも可能です。
こういった提携保険会社には大手保険会社もあるため、補償内容も充実しています。例えばオリックスレンタカーが媒介している任意保険はソニー損保の自動車保険です。11回払いで保険料を支払うことができ、カーリース料金と同様にまとまった出費がありません。
このように提携会社で保険を申し込むと手続きを一本化できたり保険料の支払いを月額料金に組み込んだりすることが可能です。また会社によっては申込時と解約時には保険の等級をそのまま引き継げることもあります。
カーリースの便利なところは車にかかる費用をまとめられ、毎月定額料金で車を持てることです。任意保険もカーリース契約時にまとめて用意すれば費用が管理しやすいというメリットを活かせるでしょう。
専用の任意保険を用意しているおすすめのカーリース業者をご紹介!
カーリース専用の任意保険を用意している、おすすめのカーリース業者をご紹介します。
定額ニコノリパック
「定額のニコノリパック」は「株式会社MIC」が運営しているカーリースサービスです。「定額ニコノリパック」では、リース期間終了後に車両を中古車として販売したり「ニコニコレンタカー」で活用したりしているのでリース料金を低めに設定できます。
人気車種の新車に、税別価格の月額1万円で乗ることができます。他に、車種やグレードによって月額2万円、月額3万円のカーリースプランがあります。契約期間は5年間で、中途解約は基本的にできません。
リース料金には「車検代」「各種税金」「自賠責保険料」「メンテナンス費用」「消耗部品やパーツの交換費用」などが含まれています。エンジンオイルは6か月に1度、無料で交換することができます。また契約期間中にガソリン代が1リットルあたり5円引きになる特典も付いています。
「定額ニコノリパック」では「ニコノリ専用自動車保険」というカーリース専用の任意保険を用意しています。この保険を利用する場合、保険料がリース料金に含まれます。また、車両全損事故時の支払保険金をリース契約の中途解約金と同額とする特約が付いています。
事故があった場合でも、カーリース期間中の保険料は変わりません。他の保険会社からの切り替えでも、現在加入中の任意保険の割増引を継承して、そのままカーリース期間中に適用できるので安心です。
フラット7
「フラット7」は「オートコミュニケーションズ株式会社」が展開する個人向けカーリースサービスで、軽自動車を専門に扱っています。軽自動車を大量に仕入れることによって、1台あたりのコストを抑えています。
「フラット7」では新車に税別価格で月々定額の1万円から乗ることができます。契約期間は7年間です。リース料金には「車検代」「各種税金」「自賠責保険料」「オイル交換」「フロアマット代」「ドアバイザー代」が含まれています。また、オプションでフルメンテナンスサービスを付けることができます。
「フラット7」では、「フラット7自動車保険」というカーリース専用の自動車保険を用意しており、フラット7の利用者のほとんどがこの保険に加入しています。
この保険を利用する場合、保険料がリース料金に含まれます。万一の車両全損時、常にリース契約の中途解約費用が支払われる特約が付帯しています。事故があってもカーリース期間中の保険料アップはありません。また、現在加入中の自動車保険の割増引を継承して、そのままリース期間中に適用できます。
カーコンカーリースもろコミ
「カーコンカーリースもろコミ」は「カーコンビニ倶楽部」が展開するカーリースサービスです。月額8,000円からという低価格設定で手軽に新車に乗ることができるので人気を集めています。
月額には「車両価格」「登録諸費用」「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険」「車検基本料」がすべて含まれているので、月々の出費をフラットにして負担を少なくすることが可能です。
主なプランは9年契約の「もろコミ9」と7年契約の「もろコミ7」です。いずれも契約が満了する2年前から原則解約金なしで新車への乗り換えや返却をすることができます。ライフスタイルが変化することがありますが、リース期間中でも返却や乗り換えができると安心です。
カーコンカーリースもろコミで契約をすると、「リースカー車両費用特典付き自動車保険」に入ることが可能です。通常の車両保険ではカバーできずに自己負担となることがある全損の場合でも、「リースカー車両費用特約」をセットすることにより、全損による中途解約費用がカバーされます。
現在加入中の任意保険からの切り替えでも、等級や等級による保険料割引の引き継ぎができるので安心です。
また、カーコンカーリースもろコミは、残価設定のないカーリースサービスとなっているため、一般的なカーリースにありがちな契約満了時の清算金トラブルが発生する心配がありません。さらに、契約満了で車がもらえるのもカーコンカーリースもろコミの魅力です。
カーリース専用の任意保険が用意されているうえ、カーリースのデメリットをカバーしたサービス内容、そしてオプションも充実、月々税込8,000円からと魅力しかないカーリースと言えますね。
らく楽リース オートフラット
らく楽リースオートフラットは出光昭和シェルが提供するカーリースです。契約期間は3年から7年の間で自由に選択可能、3つの契約プランが用意されています。
「メンテなしプラン」は毎月のカーリース料金をなるべく抑えたい方向けで「車両代金」「登録諸費用」「自動車税環境性能割」「自動車税種別割」だけがついたシンプルなプランです。
「マイメンテプラン」は車の維持に必要な最低限のメンテナンス項目をつけたプランでメンテなしプランに含まれている項目に加えて「重量税」「自賠責保険」「法定点検」「定期点検」「車検」「オイル交換」がついています。基本的な費用を一通りまとめたい方におすすめのプランです。
人気の「フルメンテプラン」は車の維持管理をすべてコミコミでお任せできるプランでタイヤ、バッテリー、ワイパーゴムなどの「消耗部品」「故障修理」「代車」も含まれています。
どのプランも、出光で契約すると給油割引か商品券のどちらか、シェルで契約すると商品券がプレゼントされる特典が付いています。給油割引が選択できるのは出光昭和シェルのカーリースだからこそですね。
カーリースの任意保険に関するよくある質問
Q1 自動車保険って何?
自動車保険は自動車関連の損害が生じたときに保険会社が損害を補償する保険のことです。自動車のセキュリティーシステムが進化しているとはいえ、毎年交通事故で死亡する人がたくさんいます。万が一人身事故を起こしたときに、発生する多額の損害賠償をカバーするために自動車保険が必要です。
運転に自信があって安全運転を心がけていても、歩行者や自転車が急に目の前に飛び出してくるなど、ドライバーの技術にかかわらず避けられない事故というのも発生することがあります。避けられない事故でもドライバーは15%程の過失が問われるというデータがあるので、自動車保険の加入は必要不可欠だということがわかります。
自動車保険には法律で加入が義務付けられている自賠責保険と、自賠責保険だけでは足りない分を補う任意保険があります。任意ではありますが、ドライバーの9割以上は任意保険にも加入しています。
Q2 カーリースに保険は含まれているの?
一般的なカーリースでは自賠責保険が月額料金に含まれています。自賠責保険は加入が義務付けられている強制保険で、期限切れの状態で一般道の走行をすると1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。さらに違反点数が6点なので免許停止処分になってしまいます。
良心的なカーリース会社であれば、自賠責保険に加えて任意保険に入ることをすすめてくるでしょう。契約時に任意保険に加入すれば、月額に含めて分割で支払うことが可能になるので相談するようにしましょう。
Q3 カーリースの任意保険は必要あるの?
自賠責保険の補償範囲には限度があり、対人死亡時は最高3,000万円、要介護の重度後遺障害時で最高4,000万円です。賠償金額が高額になると差額は自己負担になります。万が一の人身事故に備えて任意保険に加入しておくことはとても大切なことです。
さらに、自賠責保険は交通事故の被害者救済を目的としているので、壊れた車や建物、電車やバスなどの交通機関に対する補償はありません。自賠責保険に加えて任意保険にも加入するのが一般的であることを覚えておきましょう。
さらに、カーリースの場合は車をカーリース会社から借りている状態ですから、リース期間中に全損したり、契約満了時に原状回復して返却したりする時に発生する費用をカバーする任意保険が必要になります。
Q4 任意保険料をできるだけ抑えたいのですがどうすればいい?
任意保険にはベースとなる補償内容があるので、それをもとに補償範囲を選んでいきます。最低限必要な補償額は確保するようにしましょう。例えば対人賠償や対物賠償は無制限にしておくことをおすすめします。賠償額の事例では億単位で請求されたというケースが発生しています。
運転手を本人のみまたは家族限定にする、さらに年齢を30歳以上に限定することにより保険料を安くすることもできます。自動ブレーキなどの車の装備によって割引の対象になることがあるので、車選びも大切なポイントです。
さらに任意保険料を抑えたいという場合は各割引を利用するといいでしょう。中にはインターネット割引や走行距離による割引、セカンドカー割引で保険料が安くなる保険もあります。それらを組み合わせて任意保険料を安くすることが可能です。
ゴールド免許割引もあるので、普段から安全運転を心がけていると優良ドライバーとして割引の恩恵に預かることができます。
Q5 カーリースの契約をした場合に任意保険の等級は引き継げる?
等級の引継ぎは可能です。詳しくはカーリース会社か現在加入中の保険会社に問い合わせてください。
任意保険に新規で契約すると、6等級からスタートすることになります。その後1年間事故がなければ1等級ずつ上がっていき、事故を起こすと等級が下がる仕組みになっています。
カーリース会社が提供する任意保険の場合は長期契約になり、リース期間中は等級が上がることも下がることもありません。しかも新規契約時に10等級からスタートするといったプランが多いようです。リース契約が終わると任意保険の等級の見直しがされます。
今回の記事では、カーリースの任意保険について見てきましたがいかがだったでしょうか?カーリースでは通常の任意保険でカバーされない部分も生じ得ますから、よく調べて適切な保険を選ぶようにしましょう。
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