レンタカーユーザー必見!車はレンタルからリースの時代へ!
レンタカーとリースの違いを分かりやすくご紹介!
レンタカーもリースも車は自分の所有物ではありませんので「借りる」という意味では同じですが、その本質は全く異なるものです。
(1)利用期間が違う!
一部長期契約などもありますが、一般にレンタカーは数時間や数日などごく短期間に車を使用したい場合に、レンタカー会社が所有している在庫の中から空いている車を借りるサービスになります。
一方のリースは3年、5年、7年、9年など長期間車を使用したい場合に、リース会社が希望する車を利用者に代わって購入し、月々のリース料金を設定して貸し出すサービスです。
(2)車が違う!
レンタカーでは、自分の希望する車が必ずしも借りられるとは限らず、いざ受け渡し場所に行ってみたら「え…これ?」という車が用意されていることもあります(むしろ希望の車が無いケースの方が多いくらいです)。
リースは、自分が希望する車をリース会社がディーラーなどから購入しますので、色、グレード、オプションなど全て自分の希望通りの車に乗ることができます。
(3)ナンバーが違う!
レンタカーでは『わ』『れ』といったナンバーが付番され、パッと見てその車が「レンタカーである」と分かる仕様になっています。
『わ』や『れ』などは「カッコ悪い」「運転がヘタだと思われる」などマイナスなイメージが強く、不満に思っている利用者も少なくありません。
リースでは一般の自家用車と同じナンバーが付番されますので、外見上はそれが「リース車である」ということは全く分かりませんし、有料で希望ナンバーを取得することも可能です。
このように、レンタカーとリースには大きな違いがあります。次はリースの魅力に迫ります。
リースの魅力!これを知ればあなたもリースしたくなる!?
リースの魅力は何と言っても「自分が欲しい車に安く乗れる!」ということですが、それ以外にも様々な魅力があります。
■必ず車に乗れる!
レンタカーは、どんなに乗りたくても在庫がなければ借りることができません。週末、平日の夜、連休など混雑する時期や時間帯は皆が早めに予約をするので、そもそも「借りられない」ということも考えられます。
「車が借りられなかったから予定がこなせなかった」「安い車の在庫がなく、仕方なくグレードを上げたら、予約はできたが数万円になってしまった」そんな経験をされたレンタカーユーザーの方も多いのではないでしょうか?
一方のリースでは、そんなことはありません。
契約期間中は自分の所有物のように車を乗ることができますので、時間帯や時期を気にせず、自分が使いたい日時に使いたい分だけ自由に乗ることができます。
車に乗れることが当たり前でないため不安定なサービスのレンタカーと違い、いつでも自分の好きな車に乗れるという大きな安心感があります。
■新車に乗れる!
レンタカーは中古車がほとんどで、不特定多数が利用しますので外装や内装のキズ、ヘコミ、汚れ、軽微な破損などはある程度我慢して乗るしかありません。喫煙可の車に当たってしまったら、車内がタバコ臭いということもあります。
リースでは内装も外装もピカピカの新車ですので、そのような心配は一切不要です。たとえちょっとしたお出かけでも、新車というだけでワクワク、運転していて気持ちが良いです。
■特別仕様も可能!
レンタカーはすでにある在庫の中から選ぶことになりますので、グレードや色、仕様などをユーザーが選ぶことができません。
リースでは希望のグレード、色はもちろん、特別仕様車など希望通りの車に乗ることができます。
ここまでは主にレンタルと比べてのリースの魅力でしたが、次はリースならではの魅力をご紹介します。
まだまだある!リースならではの魅力!
リースの魅力はこれだけではありません。人気が急上昇している背景には次のような魅力も隠されています。
■維持費がコミコミ!しかも月々の支払いが安定!
月々のリース料金には車両本体価格のほか「車検代」「自賠責保険料」「自動車税」「自動車重量税」「法定点検代」「メンテナンス代」など、車の維持に必要な費用が含まれていることがほとんどです。
さらにこれらの費用をリース月数で割り、毎月均等に支払っていくことになりますので月々の支払いが安定し、車検時や税金の納付などの出費を心配する必要がありません。
*一部、ボーナス払い併用プランでは別途ボーナス月加算額が発生します。
■面倒な手続きや支払いを任せられる!
税金の納付や保険の支払い、車検、法定点検といった車の維持に必要な手続きや支払いはすべてリース業者が代行してくれます。
また、万が一の事故や故障の際にも保険会社との連絡や修理工場の手配などをリース業者が行ってくれますので、面倒な手続きや支払いのことを考えたり、時間を取られる心配がありません。
■ワンランク上の新車に乗れる!
リースには「残価設定」というものがあり、リース期間満了後に予測されるその車の下取り価格のようなもの(残価)をあらかじめ差し引いてリースします。
特に人気がある車種などは、リース業者がディーラーから「まとめて」仕入れますので、割安になっていることが少なくありません。
その分だけ安く乗り始めることができますので、ワンランク上の新車に乗ることも夢ではないのです。
「リースって高いんじゃない?」そんな疑問にお答えします!
リースは長期間契約ですので、「短期間だけ利用したい」という場合のレンタカーとの単純比較はできませんが、実際のレンタカー業者とリース業者の軽自動車の料金を比較すると次のようになります。
《軽自動車を1日レンタルした場合》
A社…4,100円/日
B社…4,860円/日
C社…6,696円/日
《軽自動車を3日レンタルした場合》
A社…12,300円
B社…14,580円
C社…20,088円
《軽自動車を30日レンタルした場合》
A社…123,000円
B社…145,800円
C社…200,880円
軽自動車であっても、30日借りるとしたらこのような金額になってしまいます。
これは単純にレンタカー料金のみですので、さらにノンオペレーションチャージの免責補償などに加入すると1日数千円、カーナビなどのオプションを付けると1日数百円が加算されます。
*今は月単位のレンタルなども出てきていますので、上記の料金よりは多少割安になるかも知れません。あくまで目安として捉えてください。
一方、同クラス(軽自動車)のリース料金はこのようになります。
A社…8,100円~
B社…19,332円~
C社…10,800円~
先ほどもお伝えした通り、リースは長期間契約によるものですので単純比較はできませんが、レンタカーでは3日で1万円を超えるのに対し、リースは1ヶ月でも1万円以下のケースもあります。
リース料金にはこの費用以外に必要なのはガソリン代と駐車場代くらいです。
ここから言えることは、月に3日程度レンタカーを利用するという方は、カーリースの利用を検討した方がずっとお得になる可能性が高い、ということです。
やっぱり安心がいちばん!
レンタカーはあらかじめ予定していた旅行だとしても、急に必要になったとしても「借りられないかも知れない」というリスクが常に伴います。
リースは契約期間中であればいつでも自由に乗れることができますので、予定が立てやすく、また急な事態でも心配ないという安心感があります。
時代はレンタルからリースへと変わり始めています。レンタカーユーザーの方はぜひ一度、リースの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
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