均等払いでカーリースを利用したい!均等払いでも支払い額を抑えられるカーリースプランの選び方とは?
カーリースを利用した場合、どのような支払い方法が可能?
カーリースでは、毎月一定額の利用料金を支払うことによって、車を利用することができます。利用料金には、車体価格だけではなく、税金や保険、メンテナンス費なども含まれているので、車の維持に関わる支出を安定させることができます。
車を購入するのに比べて、カーリースが経済的に優れている点といえば、この維持費が安定するという部分になります。毎月の利用料金が一定になっているので、支出を安定させることができます。
車を購入した場合、どうしても購入時の頭金や各種登録料、税金、修理などまとまった出費を余儀なくされることが多いですよね。その点、まとまったお金を用意できない人や、急な出費をできるだけ避けたいという人であれば、カーリースがおすすめといえるでしょう。
なお、支払面でのメリットが強調されるカーリースですが、カーリースの支払方法には「均等払い」と「ボーナス払い」の2種類があることをご存知ですか。
ここまでの説明でお話を進めてきたカーリースの支払方法は基本的に「均等払い」についてですが、その他にも「ボーナス払い」という支払方法があります。
「均等払い」は、その名の通り毎月の支払額を均等にするという支払方法です。毎月の支出が契約満了まで一定となるので、安定しますよね。
「ボーナス払い」は、1年間の支払いのうちに1〜2回をボーナス月として、毎月の利用料金に加算された金額を支払うというものです。年に2回、いつもよりも多い額の支払いを行うということになります。
それぞれの支払方法はどのように異なるのか、そして、それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめていきましょう。
均等払いとボーナス払い、どちらを選べば良い?
カーリースの支払方法には、均等払いとボーナス払いの2つがあることがわかりました。こでは、この2つの支払方法にはどのような違いがあるのか、そして、どちらを選んだ方が得なのか、まとめていきましょう。
まずは、それぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。
均等払いのメリットとしては、何よりも毎月の利用料金を一定に保つことができるという点にあります。月収が年間を通して一定であるような仕事をしている人にとっては、こういった支払方法の方が便利ですよね。
どんなときでも同じ額を支払えばいいので、わかりやすくもあり、計画的な家計を維持することができます。
しかし、デメリットとしては、ボーナス払いのようにボーナス加算月がない分、毎月の利用料金は高くなることです。ただ、総支払額という面でみれば、ほとんど同じですので、それほど大きなデメリットではないように思えます。
ボーナス払いのメリットとしては、年2回ほど、通常の利用料金よりも多い金額を支払うことによって、通常月の支払いを安く抑えることができます。
会社勤めの人の場合、大抵、年2回ボーナスが支給されることがありますよね。それに合わせる形で、少し多めの利用料金を支払うことができます。
毎月の支払いを抑えながら、収入に余裕があるときに多めに支払うという柔軟な対応が可能となります。会社勤めの方で、カーリースを利用するのであれば、ボーナス払いの方が、家計にゆとりを持った利用ができるようになります。
ボーナス払いのデメリットとしては、法人や自営業の場合は選択することができないことが多いです。やはりボーナス払いは、ボーナスを受け取る人だから成立する支払方法ですので、それらのない法人や自営業の場合は均等払いしか選択できないケースが多いです。
以上が、均等払いとボーナス払いの特徴になります。基本的に個人でのカーリースの利用では、この均等払いとボーナス払いのどちらかを自由に決めることができるカーリース会社が多いです。
ご自身の収入形態などと照らし合わせながら、自分に合った支払方法を選ぶといいでしょう。
カーリースの均等払いで毎月の支払い額をできるだけ抑えるには?
均等払いとボーナス払いの違いをここまで解説してきました。人によっては、どちらか一方を必ず選びたいという人も多いことでしょう。ここで少し気になるのは、均等払いを選択した場合、毎月の利用料金がボーナス払いよりも高くなってしまうという点ですよね。
ボーナス月加算がない分、毎月の支払額に付加されているのはわかりますが、何とかこの利用料金を安くすることはできないのかと思っている人も多いはずです。
実は、均等払いでも毎月の支払額を安くする方法はあります。ここでは、均等払いで毎月の支払額を抑える方法をまとめます。
①頭金を入れる
頭金を入れるという方法を利用することによって、初期段階での総支払額を減らすことができます。分母が小さくなれば、分割した時の支払額が小さくなるのは当然ですよね。均等払いで毎月の支払額を抑えたいという人は、頭金を用意して支払うといいでしょう。
②オプションを減らす
こちらも総支払額を減らすという観点での方法です。カーリースには、契約プランによって様々なオプションをつけることができます。カーナビなどのアイテムから、メンテナンスの項目など、様々なオプションが存在しており、それらによって利用料金が高くなることもあります。
均等払いで毎月の支払額を抑えたいのであれば、こういったオプションを最低限まとめることで、総支払額を安くすることができます。
③契約期間を長くする
①、②に関しては、分割払いの分母を小さくするという方向性でしたが、こちらは分子を大きくすることで、支払額を抑えるという方法です。契約期間を長くすることによって、支払回数を増やすことができます。
支払回数が増えれば、当然ながら毎月の支払額も抑えることが可能です。また、契約期間が長いものであれば、契約満了時に車が自分のものになるというプランもあるので、契約期間を長くするというのはおすすめです。
均等払いでも安い!おすすめのカーリース会社をご紹介
ここまで均等払いとボーナス併用払いについてまとめてきました。
ここでは、実際に均等払いを選択した場合の、支払シミュレーションを行ってみます。今回は「カーコンカーリースもろコミ」の人気車種を例にとって均等払いにした際の、支払額を見ていきましょう。
【車種】ダイハツ タント L
・7年リース(84回払い):月々税込21,492円
※ボーナス払い:月々税込8,100円(ボーナス年2回税込80,352円)
・9年リース(108回払い):月々18360円
※ボーナス払い:月々税込8,100円(ボーナス年2回税込61,560円)
シミュレーションの結果はこのようになりました。どちらのプランもボーナス併用払いの方が、月々の支払額がリーズナブルになっていますね。さらに、契約期間が長い方が、より安く抑えられています。
さらに、「カーコンカーリースもろコミ」では、契約満了まで乗り続けた場合、車が自分の物になるので非常におすすめです。
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