必ず知っておこう!カーリースには何年の契約期間があるのかを徹底調査
各カーリース会社で何年の契約期間があるかを比較!
主なカーリース会社が何年契約のどんなプランを用意しているかを調べてみました。
オリックスカーリース(オリックス自動車株式会社)
契約期間が5年の「いまのりくん」、7年の「いまのりセブン」、9年の「いまのりナイン」の3つのプランを用意しています。「いまのりくん」は契約から2年経過後、「いまのりセブン」では5年経過後、「いまのりナイン」では7年経過後に、自由に車の返却や乗り換えができるようになります。また、「いまのりセブン」と「いまのりナイン」では契約満了時に車をもらえます。
コスモスマートビークル(コスモ石油マーケティング株式会社)
契約期間を3年(36カ月)、5年(60カ月)、7年(84カ月)の中から選べます。場合によっては3年以下での契約も可能ですので、希望する人は直接問い合わせてみるとよいでしょう。コスモスマートビークルでは、契約期間だけではなく、メンテナンスパックや走行距離制限、ボーナス払い・頭金の有無も自由な組み合わせで選択できるのが特徴です。
カーコンカーリースもろコミ(カーコンビニ倶楽部株式会社)
7年契約の「もろコミ7」と9年契約の「もろコミ9」から選べます。どちらのプランも契約満了の2年前から原則解約金なしで車の返却や乗り換えができるようになり、契約満了時には車をそのままもらえます。
人気のカーリース会社の契約期間は何年が多い?
では、人気のカーリース会社の契約期間は何年が多いのでしょうか?個人向けカーリース、法人向けカーリースの場合に分けて見てみましょう。
個人向けカーリースでは何年契約が多いか?
・カースマ(住友三井オートサービス株式会社):3年、4年、5年、7年
・オリックスカーリース(オリックス自動車株式会社):5年、7年、9年
・コスモスマートビークル(コスモ石油マーケティング株式会社):3年、5年、7年
・リースDeマイカー(日本カーソリューションズ株式会社):5年、7年、9年
・カーコンカーリースもろコミ(カーコンビニ倶楽部株式会社):7年、9年
・オートフラット(出光興産株式会社):5年、7年
・フラット7(オートコミュニケーションズ株式会社):7年
・定額ニコノリパック(株式会社MIC):5年
以上の年数を平均してみますと、6年ほどになります。ですから、個人向けのカーリースでは、契約期間が3年や4年は短め、5年や7年は標準的、9年は長めであると言えるでしょう。
法人向けカーリースでは何年契約が多いか?
法人向けのカーリースでは、個別に商談をして企業にとって何年契約が経済効率がよいかを判断して年数を設定する場合が多いようです。以下は、人気の法人向けカーリースの契約年数の例です。
・オリックスカーリース(オリックス自動車株式会社):3年、4年、5年、6年、7年など
・コスモスマートビークル(コスモ石油マーケティング株式会社):2年、3年、4年、5年、6年、7年など
契約年数は、個人向けのカーリースの場合よりも小刻みに設定できる場合が多いです。
個人向けカーリースでは、初回が3年後、2回目以降は2年ごとに受けることになる車検に合わせて契約年数が奇数に設定されていることが多いですが、法人向けカーリースでは偶数の契約年数も選べます。商用車の場合、車検を初回は2年後、2回目以降は毎年受けることになるからです。
また、法人向けのカーリースには、車検料などのメンテナンス費用が料金に一切含まれない「ファイナンスリース」という契約があり、この場合には契約期間を何年にするかを決めたりリース料を設定したりする際に車検を考慮に入れる必要がありません。
※軽自動車の商用車の車検は、初回は2年後、2回目以降は2年ごとです。
何年も利用可能な長期間のカーリースのメリットとデメリットとは
長期間のカーリースとは、何年くらいの契約を指すのでしょうか?
先程見た通り、個人向けカーリースの契約期間は平均すると6年ほどになりますから、オリックスカーリースやカーコンカーリースもろコミ、リースDeマイカーなどが提供している9年契約のプランは長期間のカーリースと言えるでしょう。では、長期間のカーリースにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
何年も利用可能な長期間カーリースのメリットとは?
長期間のカーリースには、契約期間が長い(=支払い回数が多い)分、毎月のリース料を安く抑えられるというメリットがあります。毎月無理のない負担で利用できますから、場合によってはワンランク上の車種を選ぶのも可能です。
別のメリットは、長期間のカーリースでは契約満了時に車をそのままもらえるシステムになっている場合があることです。
実際、前述の通り、オリックスカーリースやカーコンカーリースもろコミの9年契約のプランでは、契約満了時に車が自分のものになります(※7年契約のプランでも同様です)。これは最終的に車を自分の所有物にしたい人にとってはメリットと言えるでしょう。
さらに、車をそのままもらえるプランでは残価の設定が0円ですから、契約満了時の残価精算で思わぬ請求が発生する心配もありません。
※残価精算とは、返却車両の査定額と契約時に設定した残価との差額を精算することです。査定額が残価を下回った場合には差額を請求されることになります。
何年も利用可能な長期間カーリースのデメリットとは?
一方で、長期間のカーリースのデメリットは、より短い期間のカーリースと比べて支払い総額が多くなってしまうことです。
金利が多めにかかってしまいますし、残価が0円もしくは低い金額に設定されるからです。ただ、その分長い年数車に乗れるわけですので、これをデメリットと捉えるかは人それぞれでしょう。
また、カーリースは原則として中途解約ができませんので、長期間のカーリースでは何年もの間契約に縛られることになる点もデメリットとして挙げられます。
ただし、オリックスカーリースやカーコンカーリースもろコミの9年契約のプランでは、契約開始から7年経過後に自由に車を返却したり乗り換えたりできる、つまり中途解約ができるシステムになっていますので、このデメリットが緩和されています。
ただ、7年よりももっと短いスパンで車が必要な人や短期間で車を乗り替えたい人にとってはいずれにしてもデメリットとなるでしょう。
今回は、カーリースに何年の契約期間があるのか、長期間のカーリースにはどんなメリットとデメリットがあるのかを見てきました。
カーリースの契約期間にはバリエーションがたくさんありますので、自分のライフスタイルや希望に合った年数を選ぶことができます。何年契約のカーリースを選ぶとしても、後になって後悔しないように、何年契約が自分にとって最適なのかを十分に考えて決めるようにしましょう。
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