契約プランと料金の違いを比較!
まずはどのような契約プランがあるのか、プランごとの支払い例とともに比較してみたいと思います。
《もろコミのプランと支払い例》
■もろコミ7
7年リースが「もろコミ7」です。5年経過後は自由に返却や乗り換えができ、リース期間満了後は車がもらえます。比較的長く同じ車に乗りたい方で、かつ自分の車にしたい方に適しています。
リース料金の支払い例
スズキ・ワゴンR(HYBRID)月々8,100円
*税込、頭金0円、オプションなし
*ボーナス月加算額75,168円×年2回
*毎月均等払いでは20,628円
トヨタ・アルファード X 月々30,024円
*税込、頭金0円、オプションなし
*ボーナス月加算額149,040円×年2回
*毎月均等払いでは53,568円
■もろコミ9
9年リースが「もろコミ9」です。7年経過後は自由に返却や乗り換えができ、リース期間満了後は車がもらえます。月々のリース料金をとにかく抑えて、かつゆくゆくは自分の車にしたいという方に適しています。
リース料金の支払い例
スズキ・ワゴンR(HYBRID)月々8,100円
*税込、頭金0円、オプションなし
*ボーナス月加算額57,672円×年2回
*毎月均等払いでは17,712円
トヨタ・アルファード X 月々30,024円
*税込、頭金0円、オプションなし
*ボーナス月加算額93,312円×年2回
*毎月均等払いでは45,576円
《オリックスカーリースのプランと支払い例》
■いまのりくん
5年リースが「いまのりくん」です。2年経過後は自由に返却や乗り換えができますので、新車が出るたびに乗り換えたいという方には最適です。ただし、リース期間満了後に車を買い取ったりもらうことはできません。
リース料金の支払い例
スズキ・ワゴンR (ガソリン) 月々24,948円
トヨタ・アルファード S 月々74,520円
*税込、頭金0円、オプションなし
■いまのりセブン
7年リースが「いまのりセブン」です。5年経過後に返却や乗り換えが自由にできます。また、リース期間満了後にはその車がもらえます。
リース料金の支払い例
スズキ・ワゴンR(ガソリン)月々20,844円
トヨタ・アルファード S 月々65,880円
*税込、頭金0円、オプションなし
■いまのりナイン
9年リースが「いまのりナイン」です。7年経過後に返却や乗り換えが自由にできます。また、いまのりセブンと同様リース期間満了後は車をもらうことが可能です。
リース料金の支払い例
スズキ・ワゴンR(ガソリン)月々17,338円
トヨタ・アルファード S 月々53,136円
*税込、頭金0円、オプションなし
なお、オリックスカーリースではボーナス併用払いも可能です。ボーナス月の加算額には上限がありますが、併用払いを利用することで月々のリース料金を抑えることも可能です。
また、頭金については、「いまのりくん」には設定がありませんが「いまのりセブン」「いまのりナイン」については希望により設定することもできます。
「新車が出るたびに乗り換えたい」という方にはオリックスカーリースの「いまのりくん」が向いていると思いますが、それ以外のプランは両者ともさほど内容が変わりませんので、料金が安いもろコミの方がオススメです。
車の掲載量はオリックスカーリース!
もろコミ(カーコンビニ倶楽部)、オリックスカーリースどちらも国産全車種から選ぶことができますが、ウェブサイトで支払い例を調べることができる車に限ると、もろコミに掲載されている車はおよそ50台程度しかありません。
「その他の国産乗用車からエントリー」のページから申し込むことで具体的な車種などを入力することができますが、その場で料金の支払い例を調べることはできません。
一方のオリックスカーリースは150台以上掲載されていますので、料金の支払い例を調べたい場合はもろコミ(カーコンビニ倶楽部)よりも優れています。
オリックスカーリースにあってもろコミにない「残価設定」とは!?
オリックスカーリースでは、「残価設定」を導入しています。まずはこの残価設定について詳しく解説します。
残価設定とは「予定残存価格」を設定することで、オリックスで言えば5年、7年、9年などのリース期間を満了した時点でその車に残っている価値(下取り価格)を予測して設定することになります。
例えば「300万円の車を9年乗るとしたら30万円の価値が残っているだろう」というような予測です(実際にはデータや契約内容に基づききちんと決定します)。
この30万円をあらかじめ車両本体価格から差し引き、270万円の車としてリース料金を算出しますので、その分だけお得に乗り始めることができます。
しかし、リース期間満了時点に予測した以上に価値が下がっていた場合(例:破損や汚損があった、走行距離が超過していた、リース期間中に事故に遭い価値が下がったなど)については、再度査定を行い、当初決定した残価分との差額を支払うことになります。
また、例えばリース期間中にその車にリコールなどがあると、中古車市場での相場が下落してしまう可能性があり、そうなると当初決定した残価分との支払いを求められることもあります。
お得に乗り始めることができる反面、このようなリスクが潜んでいるのです。
もろコミ(カーコンビニ倶楽部)は残価設定なし!どっちがお得!?
もろコミ(カーコンビニ倶楽部)には残価設定がありません。そのため300万円の車は300万円としてリース料金が算出されることになります。
この点のみを見ると残価設定がある方がお得に感じるかも知れませんが、残価設定では返却時に清算をしなければならないというリスクがあります。
7年後、9年後などの車の走行距離は予測できませんし、事故や故障、リコールなどで相場が下がってしまう可能性もあります。
返却時の査定で「え?そんなに価値が下がっていたの?」ということになれば、ある程度大きな金額を清算しなければなりません。
しかし、残価設定がなければそのような清算を心配する必要はありません。
どちらがお得かは考え方によりますが、やはり返却時に清算の不安がない方が、リース期間中の安心感も変わってくるのではないでしょうか。
結論!やはり安さでもろコミ(カーコンビニ倶楽部)!
もろコミ(カーコンビニ倶楽部)、オリックスカーリースどちらも、月々のリース料金に含まれているのは
・登録時諸費用
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
です。さらにもろコミ(カーコンビニ倶楽部)には「車検基本料」が含まれ、契約特典として「車検無料クーポン」も付帯しますので、実質的には車検も無料です。
一方オリックスカーリースは車検基本料はリース料金に含まれておらず、「車検無料クーポン」を利用することになります。ただ、このクーポンがつかない車種もありますので、契約前に要確認です。
また、いずれも月間の走行可能距離は2,000kmで設定されているのがデフォルトのようです。もし足りない可能性がある方は、契約時に増減できるか相談をしてみると良いでしょう。
ウェブサイトに掲載されている車の数は少ない感じもしますが、プランや料金、残価設定の有無などを考えると、利用しやすいのはもろコミと言えるのではないでしょうか。
カーリースを考えている方はぜひ、もろコミ(カーコンビニ倶楽部)を検討してみてください。