リボーン・カーリースともろコミについて
リボーン・カーリースは株式会社3Rが運営するカーリース事業です。
リボーン(Reborn)の名の通り「中古車」のカーリースに特化していて、1日ワンコイン、1ヶ月から借りることができるというお手頃さが魅力のリース業者となっています。
もろコミはカーコンビニ倶楽部株式会社が運営するカーリース事業で、業界No.1の手厚いトータルサポートや、月々8,100円~、月々1万円~など新車をお得に乗り始めることができるという魅力で人気のリース業者です。
魅力満載の両者ですが、そもそも中古車と新車という本質が異なります。実際のリース料金や特徴にはどのような違いがあるのでしょうか?
リボーン・カーリースの契約プランや料金について
まずはリボーン・カーリースの契約プランや料金を見てみましょう。プランは3種類あります。
■安心LIFE
軽自動車の契約プランです。3種類のプランの中で最もリーズナブルです。
月々のリース料金:16,200円~
最低契約期間:1ヶ月~
リース料金の例
スズキ・ワゴンR 16,200円/月
ダイハツ・ムーヴ 21,600円/月 など
■快適LIFE
軽自動車よりもひと回り大きいコンパクトカーなどがメインのプランです。
月々のリース料金:22,680円~
最低契約期間:1ヶ月~
リース料金の例
ホームページ上には車種ごとの詳しいリース料金の記載なし
■満足LIFE
ファミリーカーやカスタムカーなどをリースすることができるプランです。
月々のリース料金:29,160円~
最低契約期間:1ヶ月~
リース料金の例
ホームページ上には車種ごとの詳しいリース料金の記載なし
《リース料金に含まれているもの》
車両代金、自動車税、重量税、印紙代、自賠責保険、整備費用
《その他に必要な費用》
初回登録手続き費用
軽自動車:16,200円
普通車:23,760円
*名義変更・登録手続き・納車前点検整備代(車庫証明の取得を依頼する場合は別途必要)
このような契約プランや料金があります。
何と言っても最大の特徴は「中古車である」「1ヶ月から契約可能」の2点です。
ただ、残念ながら車両詳細ページの画像や車種ごとのリース料金などの情報が不十分なため、料金は問い合わせなければ分からないものがほとんどです。この辺の充実さが求められます。
もろコミの契約プランや料金について
続いて、もろコミの契約プランや料金です。もろコミでは「支払いプランは契約者が自由設計」できるケースもありますが、ここでは一般的な料金をご紹介します。
■もろコミ7
7年リースのプンラで、契約から5年経過するとは返却や乗り換えが自由に行えます。
リース料金の例
スズキ・ワゴンR 8,100円(ボーナス時加算額75,168円)*均等払い20,628円
ダイハツ・ムーヴ 10,800円(ボーナス時加算額77,112円)*均等払い23,652円
■もろコミ9
9年リースのプランで、契約から7年が経過すると返却・乗り換えが可能です。
リース料金の例
スズキ・ワゴンR 8,100円(ボーナス時加算額57,672円)*均等払い17,712円
ダイハツ・ムーヴ 10,000円(ボーナス時加算額60,264円)*均等払い20,088円
《リース料金に含まれているもの》
登録時諸費用、車検基本料、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料
*車検時の点検整備代は「車検無料クーポン」利用で実質無料
《その他に必要な費用》
メンテナンスパック:月々2,700円
アクセサリーセット:月々2,160円
*いずれも軽自動車が適用対象
*加入は任意
このような契約プランや料金があります。
リボーン・カーリースとの違いは「新車である」ことと「長期間リース」であるという点です。
利用者の目的・リース期間満了時・取扱店舗の違い
その他の違いについていくつか見ていきましょう。まずは利用者の目的という点です。
《利用者の目的の違い》
リボーン・カーリースは中古車、短期間からOKというところが最大の特徴ですので
・出張や転勤で1ヶ月だけや2ヶ月だけなど、ごく短期間だけ車が必要になった
・車種やコンディションにはこだわらないので、とにかく乗れれば何でも良い
・免許取り立てで運転に不安があるので、新車ではなく中古車から乗り始めたい
などという方には向いているかも知れません。ただ、たとえ1ヶ月のリースだとしても「初回登録手続き費用」などは必要になりますので、リース期間が短いと逆に高くついてしまう可能性もあります。
逆にもろコミは新車、長期間リースというのが大きな特徴ですので
・自分が好きな車種、色、グレードの新車に乗りたい
・気に入っている車だからできるだけ長く乗り続けたい
・新車をローンで購入するよりも月々の出費を抑えたい
・車検、納税、保険、事故や故障時の対応など面倒なことをリース業者に一任したい
という方には最適です。
中古車カーリースの場合、取り扱い店舗が抱えている在庫の中から選択することになりますが、新車カーリースは車種はもちろん、色、グレード、オプション、特別仕様などすべて自分が好きなものを選ぶことができます。
《契約期間満了時の違い》
リボーン・カーリースでは、リース期間満了時に次の4パターンから選ぶことができます。
・そのまま返却して契約終了
・同じ車で再リース契約する
・別の車でリース契約する
・車を買い取る
一方のもろコミでは次の3パターンになります。
・そのまま返却して契約終了
・別の車でリース契約する
・車をもらう
これももろコミの大きな特徴ですが、7年・9年などのリース期間が満了すると、車がそのままもらえてしまいます。
もし本当に気に入った車をリースしたり、リース期間中に愛着が湧いてしまって手放すのが惜しくなってしまった場合にはとても嬉しいサービスです。
《取扱店舗数の違い》
リボーン・カーリースは現在、北海道エリアに3店舗・東北エリアに6店舗・東海エリアに3店舗・近畿エリアに1店舗・四国エリアに2店舗の合計15店舗を展開しています。
一方のもろコミは全国45の都道府県にガソリンスタンド、自動車販売店、整備工場など350を超える提携業者を持っていますので、ほとんどの地域で利用することができます。
リボーン・カーリースはまだ取扱店が少ないという印象ですので、今後の出店に期待したいところです。
目的をしっかり決めて利用しよう!
今回は中古車カーリースのリボーン・カーリースと、新車カーリースのもろコミを比較しました。
*中古車&短期(もちろん長期も可能)
*新車&長期
というそもそもの違いがありますが、ごく短期間だけという方であればリボーン・カーリースでも良いと思います。
しかし長期利用を考えている場合、上記のワゴンRの例などを見ても分かるように、もろコミの月々のリース料金はリボーン・カーリースの半額程度で済みます。
また、きちんと点検整備されているとは言え、やはり中古車ですので新車と比べると故障や不具合のリスクはどうしても高くなってしまいます。
せっかくリースしたのにすぐに修理に出さなければならなくなった、というケースも想定できますので、じっくりと検討したいところす。
新車である安心感や、提携業者数やメンテナンスパックの充実さなども考えると、長期利用をする場合はもろコミ(カーコンビニ倶楽部)をオススメします。