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見積もりや申し込みも簡単!車リースの利用方法

長期間に渡って車を貸してもらえる車リース(カーリース)のサービスは、そのお手頃な料金や利便性から人気を集めています。オンライン上で簡単に見積もりを確認できたり申し込みができたりする業者も多いです。今回はそんな車リースの見積もりなど、契約時の流れについておさらいしてみたいと思います。

見積もりなどの車リース利用時の流れ

車リースを利用する場合には、希望する車のメーカーと車種を決める必要があります。車種が決まったら、その車を扱っている車リースの業者を選びます。または、最初に業者を決めて、その業者が扱っている車種の中から車を選ぶという順番でも良いかもしれません。大手の業者であれば国産の全メーカー、全車種を扱っている可能性が高いです。

では、車リースの業者はどのようにして決めたら良いでしょうか?まず、その店舗が自宅から比較的近い場所にある必要があるでしょう。次に気になるのはリース料金だと思います。車リースの見積もりを確認しなくてもサイトの商品紹介ページなどで月々のリース料金は大体わかりますが、料金が安ければ良いという訳ではありません。

例えば、リース期間の長さやリース料金に含まれるサービスの内容によってその金額は変わってきます。いくら安くても、リース期間が長ければ長期間支払いを続けなければなりませんし、サービスもあまり充実していなければメンテナンス費用などが自己負担になり、結果として出費が多くなる可能性もあります。

ですから、料金、契約期間の長さ、サービス内容などのバランスを見つつ、自分に合ったプランを用意している車リースの業者を選ぶ必要があるでしょう。

車種や業者が決まったら車リースの見積もりを確認してみましょう。多くの業者ではサイト上で車リースの見積もりを確認することができます。契約期間の長さ、どんなオプションを付けるか、月間走行距離をどれくらいにするか、頭金やボーナス払いの有無などの条件を具体的に設定して簡単に車リースの見積もりを出すことができますので便利です。

条件を具体的に設定して見積もりを出したら、意外と車リースの料金が高く出て気に入らないという場合もあるでしょう。その場合は再び業者を探して見積もりを確認することになります。いくつか探すうちにきっと良い業者が見つかるでしょう。

見積もりを確認して、いよいよ「この業者だ!」だと思ったならば、次に審査の申し込みをすることになります。車リースの申し込みも見積もりと同じようにサイト上でできる場合がほとんどです。

車リースになぜ審査があるのでしょうか?

車リースは借金ではありませんが、ローンと同様に毎月料金を支払っていく必要がありますので、支払い能力があるかどうかを確認するために審査があります。

審査基準は、まず年収がポイントとなります。最低でも年収が200万円はないと審査に通りにくくなると言われています。そして次に重要なのが債務整理歴です。債務整理歴とは、過去に自己破産や任意整理、個人再生など法的手段を用いて債務を整理したり免責したりしたことがあるかということです。この債務整理歴が信用情報に載っていると審査の上で不利になります。

このように車リースにも審査がある訳ですが、それはキャッシングローンの審査と比較すると甘いです。その理由はいくつかあります。まず、車のリースは金銭の貸付ではありませんので、年収の3分の1までの金額でないとリースができないなどの総量規制を受けることはありません。

また、車リースの場合、車両の所有権はリース業者にありますので、自動車が担保になっているような状態です。その上、リースサービスの中にメンテナンスが含まれている場合は車が良好な状態が保たれるのが通常であり、担保単価がしっかり保たれます。このような訳で車リースの審査は比較的通りやすくなっています。

審査が通ったらいよいよ契約をすることになります。業者から契約書が送られてきますので、契約内容を確認しましょう。内容に納得したならば、署名、捺印の上、契約書を業者に返送します。契約内容に気なる点があれば、契約前にしっかり業者に確認するようにしましょう。契約書が返送され次第、リース業者はディーラーに車を発注します。

次に車両の登録手続きがあります。ディーラーから車庫証明などの登録に関する書類一式が送られてきますので、車庫の手配及び住民票等などの必要書類をディーラーへ返送します。そうすると担当者が車両登録手続きを行なってくれます。

無事に登録手続きが完了すると、最後に納車があります。ディーラーが指定箇所に納車してくれます。リース車との付き合いがここから始まりますから、大事に扱っていきましょう。

契約車両によって異なりますが、契約成立から納車までにかかる時間は1か月から2か月なのが一般的のようです。

 

車リースの注意点

ここまで、車種選び、見積もり、申し込みから契約、納車に至るまでの車リースの流れを見てきました。では、車リースを利用する際にどんなことに気をつける必要があるでしょうか?いくつか挙げてみますので参考にしてください。

まず、リース期間満了まで料金を支払い続けても車は自分の所有物とはならない、という点を押さえておく必要があります。あくまでもリースですから契約期間終了後には車を返却しなければならないのです。もしリース車をとても気に入って自分のものにしたい場合は、契約満了時に残価を支払って買い取る必要があります。

ただし、総支払額はローンで購入した場合よりも多くなります。なぜならば、車リースの場合は金利が車両価格だけではなく、リース料金に含まれている諸々の税金や車検代、メンテナンス費用などにもかけられているからです。車リースの見積もりを出してローンの場合と比較してみるとわかります。

また、車リースの契約は原則として中途解約できない点も覚えておきましょう。車リースは長期間にわたる契約ですが、途中で解約ができないのです。事情でどうしても解約しなければならない場合、解約金を支払う必要があります。その金額は、残りのリース期間の料金全額に解約手数料を加えた額ですので、まだ期間が残っている場合は高額になります。

さらに、リース期間終了時に車の査定や清算があることも頭に入れておきましょう。契約時に設定された契約終了時の予想車両価格を査定額が下回った場合、差額を請求されます。

また、車リースには走行距離に制限が設定されていることが多いのですが、設定距離を超過して走るとその距離に応じて期間終了時に追加請求をされます。

車リースの見積もりを見て「これは安い!」と思って飛びついて契約したものの、車を大事に扱わなかったり、走行距離を確認していなかったりしたために、最後に高額な追加料金を支払うことになり結果として損をしてしまうということが起こり得ますので、注意が必要です。

 

最後に

今回は車リースの利用時の流れや利用の際の注意点について詳しく見てきました。今では、車種選びや業者選び、車リースの見積もりの確認から申し込みまですべてウェブサイト上で行なうことができますので、とても利用しやすくなりました。

ただ、利用しやすい反面、安易に契約しないように気をつける必要があります。後悔や失敗をしないためにも、十分にサービスや契約の内容を確認した上で利用するようにしましょう。

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